アマノ雅広写真展"87th & Lexington, NY"
神戸・栄町のコマーシャルギャラリー、TANTOTEMPOの企画展情報です。
©Masahiro Amano
2003年冬、ニューヨーク。降りしきる雪に身動きが取れなくなった写真家が、スターバックスカフェの中から街の様子を眺めていたのだ。寒々しく行き交う実像としてのニューヨークと、窓に映り込んだ鏡像としてのニューヨークと。
アマノ雅広氏は、窓に表現を求める写真家だ。窓を通して、あるいは窓に映る光景を撮影し、日常の光景に「窓」が加えた修飾を日常との差異として表現している。
ニューヨークの厳冬の雪の日に撮影されたこのシリーズは、手法的には定点観測である。
ファインダーはそのままに、ファインダーに登場するあらゆる人々、動物、乗り物を「窓」という境界を介してみせることで、別の平面がつくりだす外と中、実像と鏡像を同時に介在させる。「窓」という境界が生み出す緊張が、氏の写真世界を形成している。
(Text :TANTO TEMPO Photo Cafe and Gallery ディレクター 杉山武毅)
アマノ雅広写真展
「87th & Lexington - The Viewpoint From A Window / Snow」
2010年1月9日(土) - 1月31日(日)
アマノ雅広写真展ギャラリートーク
2010年1月30日(土)午後5時から
参加無料、先着25名様 要予約
詳しくは
http://tantotempo.jp/
アマノさんのHP
2003年冬、ニューヨーク。降りしきる雪に身動きが取れなくなった写真家が、スターバックスカフェの中から街の様子を眺めていたのだ。寒々しく行き交う実像としてのニューヨークと、窓に映り込んだ鏡像としてのニューヨークと。
アマノ雅広氏は、窓に表現を求める写真家だ。窓を通して、あるいは窓に映る光景を撮影し、日常の光景に「窓」が加えた修飾を日常との差異として表現している。
ニューヨークの厳冬の雪の日に撮影されたこのシリーズは、手法的には定点観測である。
ファインダーはそのままに、ファインダーに登場するあらゆる人々、動物、乗り物を「窓」という境界を介してみせることで、別の平面がつくりだす外と中、実像と鏡像を同時に介在させる。「窓」という境界が生み出す緊張が、氏の写真世界を形成している。
(Text :TANTO TEMPO Photo Cafe and Gallery ディレクター 杉山武毅)
アマノ雅広写真展
「87th & Lexington - The Viewpoint From A Window / Snow」
2010年1月9日(土) - 1月31日(日)
アマノ雅広写真展ギャラリートーク
2010年1月30日(土)午後5時から
参加無料、先着25名様 要予約
詳しくは
http://tantotempo.jp/
アマノさんのHP
by marais_t
| 2010-01-10 15:04